基本情報

北京自然博物館

　小さな昆虫、空高く飛ぶ鳥、勢いよく走る獣、しなやか植物といった自然の美しさが展示された展覧会と言えば、北京自然博物館にほかならないでしょう。
　建築面積2.1万平方メートル以上の北京自然博物館は、1951年に建てられ、もともと中央自然博物館の拠点でありました。新中国が自力で創設した初の大型自然歴史博物館として、主に古生物、動物、植物、人類学などの分野の標本収集・科学研究・科学普及に取り組み、国家一級博物館、全国科学普及教育基地とされます。
　博物館に入ると、そびえ立つ巨大な恐竜の化石が目に入り、まるでジュラ紀にいるような気がします。見学を終え、ある来場者は次のような感嘆の声を寄せました。「展覧会を見て、世界の豊かさと美しさに驚きました。人間と動植物との調和のとれた共生を目指し、命の美しさを発揮していこう」と。

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