大境門

張家口市橋西区にある大境門は、山海関、居庸関、嘉峪関と並ぶ万里長城の四大関所の一つとされている。

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基本情報

大境門

 日本人観光客がよく知られている八達嶺、慕田峪長城などはどれも明代に建設されたものである。それに対して、張家口市内にある万里の長城は秦代以前から造営が始まって、秦、漢、北魏、唐、金、明といった六つの時代を経て建設が進んだ。大境門長城は北魏(386~534年)時代のものを基礎にして、明の成化21(1485)年から建設が始まった。 

 張家口市橋西区にある大境門は、山海関、居庸関、嘉峪関と並ぶ万里長城の四大関所の一つとされている。長城の関所の名称にはどこも「関」もしくは「口」の文字が付いており、大境門長城だけに「関」の文字がなく、「門」が使われている。そのため「万里長城第一門」とも呼ばれている。大境門長城の入り口には「山河好大」の文字が見える。それを見ると、大陸らしい雄大さが感じられる。

 北魏時代の長城だと言われている大境門四角い煉瓦ではなく、ゴロゴロの石を積み上げただけの原始的なものである。明代の長城のような楼閣や見張り台がなくて、土手みたいで、中国の悠久の歴史をもっと感じられるところだといえる。

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大境門

 日本人観光客がよく知られている八達嶺、慕田峪長城などはどれも明代に建設されたものである。それに対して、張家口市内にある万里の長城は秦代以前から造営が始まって、秦、漢、北魏、唐、金、明といった六つの時代を経て建設が進んだ。大境門長城は北魏(386~534年)時代のものを基礎にして、明の成化21(1485)年から建設が始まった。 

 張家口市橋西区にある大境門は、山海関、居庸関、嘉峪関と並ぶ万里長城の四大関所の一つとされている。長城の関所の名称にはどこも「関」もしくは「口」の文字が付いており、大境門長城だけに「関」の文字がなく、「門」が使われている。そのため「万里長城第一門」とも呼ばれている。大境門長城の入り口には「山河好大」の文字が見える。それを見ると、大陸らしい雄大さが感じられる。

 北魏時代の長城だと言われている大境門四角い煉瓦ではなく、ゴロゴロの石を積み上げただけの原始的なものである。明代の長城のような楼閣や見張り台がなくて、土手みたいで、中国の悠久の歴史をもっと感じられるところだといえる。

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住所: 河北省張家口市橋西区明徳北路と正溝街の交差点

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