地壇公園

地壇公園は北京市安定門外大街東側、雍和宮と河を隔てた場所に位置し、悠久の歴史がある。静かで趣があり、厳かでしめやかな皇室の壇廟庭園である。

レベル: AAAA
名所旧跡
  • TEL:

    010-84257506
  • ベストシーズン:

    一年中
  • 所要時間:

    二時間
  • 営業時間:

    11月1日ー翌年4月30日 6:00-21:00(20:30まで入場停止)
    5月1日ー10月31日(20:00まで入場停止)

基本情報

地壇公園

 地壇公園は北京市安定門外大街東側、雍和宮と河を隔てた場所に位置し、悠久の歴史がある。静かで趣があり、厳かでしめやかな皇室の壇廟庭園である。

 地壇はまた方澤壇や拝台とも呼ばれ、明代嘉靖九年に建設された。明代、清代ともに皇帝が地を祭る場所で、壮大で広々とした祭地壇は国内外屈指の場所である。西門牌楼が壮大であるのは清代乾隆帝時代の建築様式が新たに修正されたためである。建設規模は北京市牌楼の中で一番で、緑色の瑠璃瓦、二匹の鳳凰と牡丹の絵柄で、正面中心に地壇の二文字があり、後の中核は広厚街の字句があり、これは地壇公園の主な観光スポットのひとつである。

 近年になって月季園、牡丹園、集芳畑などの新たな園林観光スポットが増えた。その中でも、芸術名士劉海粟によって名を題した月季園は観覧、鑑賞、バラ花園の科学普及の場所であり、バラの種類は300余りにのぼる。趣のある牡丹園の中には噴水、アーチ型の石橋、亭廊、水亭が近接している。集芳畑は独創的特色のある園の中の園である。

 “壇”とは『お祈りをささげる神聖な場所』という意味があり、名前のとおり祈りをささげる場所である。地壇の建設は古代中国の文化を反映している...

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地壇公園

 地壇公園は北京市安定門外大街東側、雍和宮と河を隔てた場所に位置し、悠久の歴史がある。静かで趣があり、厳かでしめやかな皇室の壇廟庭園である。

 地壇はまた方澤壇や拝台とも呼ばれ、明代嘉靖九年に建設された。明代、清代ともに皇帝が地を祭る場所で、壮大で広々とした祭地壇は国内外屈指の場所である。西門牌楼が壮大であるのは清代乾隆帝時代の建築様式が新たに修正されたためである。建設規模は北京市牌楼の中で一番で、緑色の瑠璃瓦、二匹の鳳凰と牡丹の絵柄で、正面中心に地壇の二文字があり、後の中核は広厚街の字句があり、これは地壇公園の主な観光スポットのひとつである。

 近年になって月季園、牡丹園、集芳畑などの新たな園林観光スポットが増えた。その中でも、芸術名士劉海粟によって名を題した月季園は観覧、鑑賞、バラ花園の科学普及の場所であり、バラの種類は300余りにのぼる。趣のある牡丹園の中には噴水、アーチ型の石橋、亭廊、水亭が近接している。集芳畑は独創的特色のある園の中の園である。

 “壇”とは『お祈りをささげる神聖な場所』という意味があり、名前のとおり祈りをささげる場所である。地壇の建設は古代中国の文化を反映している。まず、天壇が紫禁城の南東に築かれたのに対して、地壇は紫禁城の北東に築かれており、これは古代中国の天南地北説に符合する。そして、天壇の主な建築が円形であるのに対して、地壇は方形である。これは『大清会典』の述べる「方(四角)は地を表す」に従っており、中国の天円地方の宇宙観を体現している。天壇の石塊や、階段、柱などはこぞって奇数(陽数)で構成されていることも「天は陽、地は陰とみなす」という陰陽思想に従ったものである。

 現在、地壇公園は北京市民にとっては春節の廟会でお馴染の場所である。また、毎年秋になると、公園内に植えられている銀杏の並木が次第に黄色に染まり、見ごろを迎えている。風が吹くとハラハラと舞い落ちる黄金色の葉の様子はまるで童話の世界のようだ。多くの市民らが訪れ、イチョウの木の下で遊ぶ子供の姿もみられた。毎年ここで「金秋銀杏文化祭」も行われる。

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住所: 北京市東城区安定門外大街

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