老舎記念館は北京市東城区豊富胡同19号に位置し、その著作が世界38カ国で翻訳されている中国文学界の巨匠・老舎が1950年から1966年まで北京に滞在する住所でした。
TEL:
010-65599218;010-65142612ベストシーズン:
1年中所要時間:
1時間料金情報:
無料 無料営業時間:
9:00-17:00(16:30入場停止) 老舎記念館は北京市東城区豊富胡同19号に位置し、その著作が世界38カ国で翻訳されている中国文学界の巨匠・老舎が1950年から1966年まで北京に滞在する住所でした。老舎の本名は舒慶春、字は舎予。老舎とはペンネームで、苗字の「舒」の字の偏をとったものとされます。代表作として、『駱駝祥子』、『四世同堂』、『茶館』などが挙げられます。 門を見たら『老舎記念館』と書いてあります。
中に入ると、目隠し塀が目の前に現れます。上に老舎の妻だった胡潔清氏が書いた「福」という字です。狭い門の奥には割と広い庭で、中庭を囲んで部屋がいくつもあります。
現在、すべての部屋は既に展示室として利用されています。正房は老舎と家族が暮らしている部屋で、主に寝室、応接間からなっています。この部屋は昔の様子をそのまま維持しています。観光客はここで老舎の生活の様子を身近に感じることができます。
正房の左側は老舎の作品の原稿とその拓本が展示されています。老舎が用いた筆、硯池などもここに保存されています。また、老舎と妻が結婚するときの婚約証明書、友人からの結婚プレゼントなどを見ることもできます。右側の展示室には老舎の生涯・経...
老舎記念館は北京市東城区豊富胡同19号に位置し、その著作が世界38カ国で翻訳されている中国文学界の巨匠・老舎が1950年から1966年まで北京に滞在する住所でした。老舎の本名は舒慶春、字は舎予。老舎とはペンネームで、苗字の「舒」の字の偏をとったものとされます。代表作として、『駱駝祥子』、『四世同堂』、『茶館』などが挙げられます。 門を見たら『老舎記念館』と書いてあります。
中に入ると、目隠し塀が目の前に現れます。上に老舎の妻だった胡潔清氏が書いた「福」という字です。狭い門の奥には割と広い庭で、中庭を囲んで部屋がいくつもあります。
現在、すべての部屋は既に展示室として利用されています。正房は老舎と家族が暮らしている部屋で、主に寝室、応接間からなっています。この部屋は昔の様子をそのまま維持しています。観光客はここで老舎の生活の様子を身近に感じることができます。
正房の左側は老舎の作品の原稿とその拓本が展示されています。老舎が用いた筆、硯池などもここに保存されています。また、老舎と妻が結婚するときの婚約証明書、友人からの結婚プレゼントなどを見ることもできます。右側の展示室には老舎の生涯・経歴を展示しています。
それ以外に、中庭の奥に老舎の彫刻が置かれています。その後ろには老舎と妻が植えた二本の柿の木が立っています。そのため、胡潔清氏はここを「丹柿小院」と名付けました。八月中旬のいま、その枝には既にいっぱいに実が付いています。