二河開21号芸術区

　青龍橋二河開21号芸術区は中関村北大街と北五環廂白旗橋の交差点の西側に位置し、円明園遺跡公園の北側とは壁一つのみ隔てて、約300ムーの敷地を占めています。環境が美しく、緑化率は9割に達します。

　アートパークは主に3つのエリアに分けられています。西側はキャンプエリア、自然教育活動エリアであり、子供に対する自然教育及び趣味教育のためのキャンプ場として使われています。東側は公共芸術エリアであり、パブリックアートスペース、スタジオ及び露天芸術広場として使用されています。真ん中にはワーキングスペース、ミュージックスペース、撮影スタジオが設置され、飲食などの生活サービス施設も整備されています。

　ここはかつて海淀区五環内で最大の違法建築物群でありました。2017年に二河開21号院の撤去や立退きを完了した後、軒を連ねた違法建築は姿を消しました。緑化・美化を行い、文化クリエイティブ企業を誘致し、芸術区を建設し、無料で一般開放される人気スポットになります。

　アートパークは約250ムーの敷地を占めており、美術館、公共芸術広場、音楽スペース、撮影スタジオ、シェアオフィススペース、青少年アウトドアキャンプ場、公共緑地などの施設が含まれています。

　アートパークでは、アイデアメーカースペース、撮影スタジオ、国際標準に即したマウンテンバイクグラウンドなどが200余りムーの香り漂う花々と緑豊かな草木に囲まれています。数多くの文化クリエイティブ企業はパークに入居することにしました。パーク内で、創業者、写真家、観光客がひっきりなしに行き来します。

　熱気球、ウォータータワー、風車などのほかに、様々な建築、彫刻は、優しく照らしつつある冬の太陽の下で、言葉にできないほど風情が満ち溢れます。

　撮影スタジオには、各スタイルの撮影シーンが設置され、花洞、星空、ハウスガーデン、レトロな壁一面の窓、ヨーロッパ式螺旋階段など60以上の巧緻で小粋なシーンがあります。ウェディングフォトであれ、個人のプロフィール写真撮影であれ、どれにも最適であります。

　この赤レンガのウォータータワーは撤去工事の際に残った建物であり、パーク内においてランドマークと言われています。今ではこのウォータータワーは貯水機能を持たなくなり、ただ飾りとされています。ウォータータワーの表には昔と今の芸術区の写真が貼られ、この地域の変遷を示しています。

　アイデアメーカースペースは文化クリエイティブサポートと起業支援などのサービスを提供します。現在、アート、メディア、デジタルなどに関連する複数の企業がすでに入居しました。そして、エリア内には専門のマウンテンバイクグラウンドが設けられ、子供と大人のサイクリングのためにアウトドアスポーツ訓練場を提供します。

　現在、芸術区は無料で一般に公開されます。モダンアートフェア、家族連れデー、コミュニティ写真コンテストなどが続々と開催されます。休日に家族や友人と一緒にアートパークに遊びに来て、この長閑さと趣きを満喫しましょう。