基本情報

湖広会館大戯楼

　北京の湖広会館は、1807年に設立され、200年以上の歴史を持つ建物であり、北京で唯一残された「劇楼」（劇場の舞台）を有する会館として知られます。何人もの京劇の名優たちがこの舞台に立ってきました。

　湖南省と湖北省の両省の出身者が集う会館として1807年に建設が始まり、敷地内には舞台も併設されました。梅蘭芳など名演の上演が行われたほか、中国革命の父として名高い孫文が5回訪れた革命にゆかりの場所でもあります。また2008年には、日本の名優である坂東玉三郎の昆劇の公演も行われている有名な舞台です。

　ここでは、毎日、夜7時30分から京劇の有名演目の公演が行われている。そのほか、最近には毎週、「相声」と呼ばれる中国伝統の漫才の公演が始まり、こちらもほぼ満席の人気を呼んでおります。こちらで劇場の雰囲気を味わうのもいいであります。

　現在には、湖広会館はすでに観光、ショッピングと食事などの機能を一体化した総合的な観光地になり、一見の価値がある行き先であります。

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