居庸関長城

居庸関長城は万里の長城にある有名な軍事的古関所であり、雄、奇、険、峻の特徴を持っており、昔から「天下第一雄関」と呼ばれていました。

快適度: レベル: AAAA
世界遺産 名所旧跡
  • TEL:

    010-69771665;010-69783167
    ※日本からおかけの場合は、中国への電話のかけ方をご参照ください。
  • ベストシーズン:

    4月-10月
  • 所要時間:

    5時間
  • 料金情報:

    4月1日〜10月31日:40RMB/1人
    11月1日〜3月31日:35元RMB/1人 4月1日〜10月31日:40RMB/1人
    11月1日〜3月31日:35元RMB/1人
  • 営業時間:

    4月1日〜10月31日:8:30-17:00
    11月1日〜3月31日:8:30-16:00

基本情報

居庸関長城

 居庸関は、北京北部の長城沿いにある著名な古関所です。関所のある峡谷は、太行山脈の支脈である軍都山地にあり、極めて険しい地形です。早くも春秋戦国時代に燕の国がここを支配下においており、「居庸塞」と呼ばれていました。漢の時代には、居庸関はすでにかなりの規模に達していました。南北朝時代、関所の建物は長城とつながっていました。それ以来、唐・遼・金・元の諸王朝は、居庸峡谷には関所が設けられていました。
 現存する関所は、明の洪武元年(1368年)に建造されたもので、大将軍徐達、副将軍常遇春が計画・建造し、明の景泰年間初期(1450〜1454年)およびその後、しばしば修復が行われました。城壁の東は翠屏山に達し、西は金櫃山まで、周囲は4000メートルあまりで、南北に半円形の小城郭や城閣、望楼などの付属軍事設備が整備されています。かつて、城内には役所や廟、儒学などの各種の関連施設もあったそうです。
 清代末期から、居庸関長城はだんだん荒れ果ててしまったが、雄大な関所と多くの史跡は、人々に古代中国の軍事文化を理解する窓口となりました。1992年から、昌平県十三陵特区事務所は文化財保護のため、関所の建物を全...

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居庸関長城

 居庸関は、北京北部の長城沿いにある著名な古関所です。関所のある峡谷は、太行山脈の支脈である軍都山地にあり、極めて険しい地形です。早くも春秋戦国時代に燕の国がここを支配下においており、「居庸塞」と呼ばれていました。漢の時代には、居庸関はすでにかなりの規模に達していました。南北朝時代、関所の建物は長城とつながっていました。それ以来、唐・遼・金・元の諸王朝は、居庸峡谷には関所が設けられていました。
 現存する関所は、明の洪武元年(1368年)に建造されたもので、大将軍徐達、副将軍常遇春が計画・建造し、明の景泰年間初期(1450〜1454年)およびその後、しばしば修復が行われました。城壁の東は翠屏山に達し、西は金櫃山まで、周囲は4000メートルあまりで、南北に半円形の小城郭や城閣、望楼などの付属軍事設備が整備されています。かつて、城内には役所や廟、儒学などの各種の関連施設もあったそうです。
 清代末期から、居庸関長城はだんだん荒れ果ててしまったが、雄大な関所と多くの史跡は、人々に古代中国の軍事文化を理解する窓口となりました。1992年から、昌平県十三陵特区事務所は文化財保護のため、関所の建物を全面修復し、昔の雄姿を再現させました。
 関所一帯の自然景観は非常に美しく、早くも金明昌年間(1190〜1195年)に「居庸畳翠(居庸関の濃い緑をたたえる美称)」が「燕山八景」に数えられています。1982年、居庸関はその重要な人文と自然景観の価値により、十三陵景勝地保護区に指定され、重要な観光スポットとなりました。

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住所: 北京市昌平区南口鎮居庸関村居庸関管理処

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