中央広播電視塔

　中央広播電視塔は、北京の海淀区西三環路の西側、航天橋の近くにあり、美しい玉淵潭と有名な釣魚台に隣接しております。中央広播電視塔は1987年1月に建設が始まり、1994年9月に完工し、10月1日に正式に公開されました。敷地面積は15.4ヘクタールであり、高さは386.5メートルであり、総重量は約50,000トンに登ります。中央広播電視塔は、中国で3番目に高いタワーであり、世界中に8番目高いタワーであり、多機能な現代化のテレビタワーです。

　中央広播電視塔は、23階があり、ラジオ・テレビの送信、観光と食事を統べ合わせる現代化の建物です。タワーのデザインは北京の地理と環境を十分に考え、中国文化と北京の特徴を表現するよう全力を尽くしています。中央広播電視塔の照明も一見の必要があり、かつては首都夜景照明作品の最優秀賞を受賞しました。夜、タワーを見上げると、まるで大きなランタンのように空に浮いています。

　1990年代後半、ケーブルテレビや衛星放送が徐々に普及すると共に、送信における中央広播電視塔の役割が低下してしまいました。逆に観光名所としてのイメージが強化されてきました。 1998年5月、北京市内で3番目の水族館－太平洋水中世界がタワーの底部に開設されました。1994年以来、北京市体育局は毎年中央広播電視塔でクライミング大会を開催します。この大会は、年齢と性別によって選手たちをグループに分けられます。タワーの正面にある桟橋からタワーを一周し、最後に高さ225メートルの終点まで登ります。合計1,484段の階段を上る必要があります。このクライミング大会は北京で比較的影響力のある大規模なスポーツイベントです。