幽谷神潭自然風景区

　幽谷神潭自然風景区は北京の懐柔区にある景勝地であり、山々に囲まれて自然豊かな旅行聖地であります。幽谷神潭は総面積約6平方キロメートル、渓谷の長さは5キロメートルであります。北京の東直門から７５キロメートルを離れ、101や111という二つの国道につながり、バスで行くのはとても便利です。
　岩石が風化するとよく非常に奇特な形になります。ここの奇妙な景色は、長年にわたる雨風の浸食によるものです。自然に恵まれた幽谷神潭自然風景区で奇岩と険しい山並みは一見の価値があります。
　この観光地の正門にある「幽谷神潭」という4つの文字は、有名な書道家启功氏によって書かれたものであります。観光地の入口には二つの直立した青石を支柱があり、その上に巨大な岩が乗っていて門の様になっているという場所があります。これこそが通天門です。通天門から約1キロメートルを離れた場所には、高さ3メートル、周囲の長さ10メートル余りの白褐色の巨石があり、上から下までに約8センチメートルの一筋の亀裂が見えます。これが幽谷神潭自然風景区の見所である雷劈石（雷の裂けた石）です。
　また、幽谷神潭は特に石アートが有名です。匠の手によって作られた石アートに魅了された多くの観光客がここに訪れてきます。そのほか、中国伝統のお菓子やシンプルで健康な農家料理も大人気です。家族連れやカップルにぴったりしています。自然の中でゆっくり癒されたい方にもお勧めです。