基本情報

九眼楼敵台

九眼楼敵台は四海鎮火焔山主嶺に位置しており、標高1141メートルで、万里長城で規模の一番大きい、規格の最も高い空心敵台であり、古代軍事戦略の重要なところである。九眼楼は明代蓟鎮、昌鎮、宣鎮の三鎮長城の結合展であり、明代内長城と外長城の交差点であり、正真正銘の「北京結」である。明成化二年（1466年）には九眼楼に関する記載があり、今までは既に500年あまりの歴史を持っている。
現存する九眼楼はただ一階だけで、高さは7.8メートルで、長さは１３メートルで、物見孔の高さは1.65メートル、広さ0.5メートル、その中には1.2メートルの環状歩道がある。九眼楼の九つの矢窓は天然なファインダであり、好天に恵まれると、北京の市街地を眺めることができるので、「望京楼」とも呼ばれる。長城に登って、遠くへ眺めると、周囲の山々が起伏し、慕田峪長城と箭扣長城を一望することができ、晴天雨天にかかわらず、観光客は異なる絶妙な自然景観を見ることができる。

続きを読む