中国妇女儿童博物馆

中国女性児童博物館は女性と子供をテーマとし、女性・子供関連文化財の収蔵、展示、研究、女性・子供事業の発展促進、多くの女性・子供と社会公衆へのサービスを主旨としており、北京東長安街の幹線道路の北側に位置し、建築面積は約3.5万平方メートルで、中には各種収蔵品1万9千点余りがある。博物館の建物は優美で、躍動感があっておしゃれだ。
建物上部の波状曲線型の輪郭は、女性のしなやかな姿を象徴している。建築色は白い金属板を基調にライトグレーのガラスを配し、上品でピュアな雰囲気を演出している。博物館内の白いレッドカーペット回転階段は、爽やかな赤と白のぶつかり色を利用してシンプルでおおらかな高級感を演出しており、多くの観光客が写真を撮るに来る。
豊富な文化財コレクションと全面的な展示は、各歴史時期における中国の女性・児童の生存状態、地位の変化、文化・慣習、傑出した人物、社会貢献を反映しており、五千年の歴史を縦断し、経済、政治、軍事、文化、教育、科学技術、衛生、スポーツなど各分野の女性・児童の社会と家庭生活にかかわる完全な絵巻を構成しており、歴史の変遷の中にある中国の女性と児童を知りたい各界の観衆に百科全書的な参考資料を提供している。
5月18日、「時代の新風」「新時代の家風建設成果展示」など4部からなる「中華の良い家風」をテーマとした展示会が開幕した。展示会は200枚余りの写真と60点余りの実物を通じて、古代の先賢名士の優れた伝統的家風、古い世代の革命家と先進的な模範人物の紅い家風、現代の最も美しい家庭の時代の新風、新時代の家風建設の主な成果をパノラマ的に展示している。