中国科学技術館

中国科学技術館新館は東側にアジア競技大会居住区、西側にオリンピック水系、南側にオリンピックメインスタジアム、北側に森林公園を臨み、建築全体は大きい単一の正方形で、いくつかの積み木が互いにかみ合い、建築全体に巨大な「魯班鎖」（パズルの一種）を呈し、また「ルービックキューブ」のように、「アンロック」と「ミステリー」の意味を含んでいる。
館内には「科学楽園」「華夏の光」「探索と発見」「科学技術と生活」「挑戦と未来」の5つのテーマ展示室、公共空間展示エリア及び球幕影院、巨幕影院、動感影院、4D影院の4つの特撮効果影院が設置されており、その中で球幕影院はドーム映画の上映と天体デモの2つの機能を兼ね備えている。また、複数の実験室、教室、科学普及報告室、多目的室、短期展示ホールが設置されている。
児童科学楽園の展示ホールは3―8歳の子供と付き添う保護者に向けて、子供の認知発展の近から遠へ、表面から内部までの法則に基づいて、子供自身から始めて、段階的に自然界、社会生活における科学技術の応用を理解し、最先端の科学技術や神秘的な宇宙空間を探索し、「自分を知る、自然に親しむ、社会を理解する、科学技術に触れる」という順に展開する。また、テーマは人体の探索、健全な成長、山林王国、水辺の楽園、にぎやかな都市、キャラクター体験、マシンパートナー、不思議な宇宙の8つのテーマ展区と1つの科学ショー場が設置されている。ここでは、子供たちは遊びながら科学知識を学び、科学的な意思決定能力を徐々に高めることができる。
現在、「音楽の秘境―没入型音楽科学技術体験展」が短期展示ホールに開催されている。展覧会は10余りの没入式空間、46点のインタラクティブな展示品とアートインスタレーションを通じて、子供に音楽の裏側にある科学知識を深く理解させ、音楽が人の心理と脳に与える影響を探求させ、子供が全方位かつ多感覚の体験で音楽と科学技術の融合の美しさを感じるように導く。展示会は2月29日まで開催される。
中国科学技術館では、保護者は子供と一緒に科学原理の素晴らしさを感じることができる、技術応用の大きな変化に驚嘆する。科学技術の大作を見て、無限の想像力を引き出すことができる。また、さまざまな教育活動に参加して、親子の時間を楽しむ。