報国寺は北京市西城区報国寺前街1号に位置する。
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010-63030976報国寺は北京市西城区報国寺前街1号に位置する。寺は北に位置して南を向いており、主な建物はいずれも南北向きの中軸線に建てられている。元々七つの門がある構造だったが、あとから毗盧閣ができ、高さ「三十六級」の建築になった。閣には一尺(測量単位)ほどの磁器の観音像があり、宝冠をかぶり、緑の垂れ絹をまとい、梵字入りの円盤を手に持っている。神宗時代の「景德鎮」の磁窯が上供したものであり、「旧都八宝」の一つで、「窯変観音」と呼ばれる。
寺には嘉慶六年に描かれた『五彩天尊仙女』が一軸保管されている。また、成化二年の御制碑と乾隆二十一年の御制重修報国寺詩碑が今でも保存されている。これらは「北京市重点保護文物」にも指定されている。康熙十八年、北京に大地震がおこり、報国寺の大半の建築が地震で崩れたが、清・乾隆十九年に再建され、「大報国慈仁寺」に改名。もともとの名物「書市」は瑠璃廠の書市の振興により徐々に衰えていったが、今、報国寺は再び数百年の文化を受け継ぎ、書市の文化を広めていくことになった。
報国寺は北京市西城区報国寺前街1号に位置する。寺は北に位置して南を向いており、主な建物はいずれも南北向きの中軸線に建てられている。元々七つの門がある構造だったが、あとから毗盧閣ができ、高さ「三十六級」の建築になった。閣には一尺(測量単位)ほどの磁器の観音像があり、宝冠をかぶり、緑の垂れ絹をまとい、梵字入りの円盤を手に持っている。神宗時代の「景德鎮」の磁窯が上供したものであり、「旧都八宝」の一つで、「窯変観音」と呼ばれる。
寺には嘉慶六年に描かれた『五彩天尊仙女』が一軸保管されている。また、成化二年の御制碑と乾隆二十一年の御制重修報国寺詩碑が今でも保存されている。これらは「北京市重点保護文物」にも指定されている。康熙十八年、北京に大地震がおこり、報国寺の大半の建築が地震で崩れたが、清・乾隆十九年に再建され、「大報国慈仁寺」に改名。もともとの名物「書市」は瑠璃廠の書市の振興により徐々に衰えていったが、今、報国寺は再び数百年の文化を受け継ぎ、書市の文化を広めていくことになった。