福楼レストラン

福楼レストラン（FLO）は連続十一年、雑誌《Beijinger》に「年度フレンチレストラン」と選ばれたレストランだ。北京の繁華街ーー朝陽区の霄雲路に位置し、フランス大使館の隣で、多くの常連客に愛されてきた。一戸建てで、きれいな庭がある福楼レストランはおしゃれだけど、どこかアットホームの安心感があるレストランだ。

中に入ったら、まず目に入るのは海鮮展示区、毎週フランスから直輸入した新鮮な牡蠣やロブスターなどが並び、その隣はパン屋からいい匂いが漂ってくる。焼きたてのパンはもちろん、チョコレート、マカロン、チーズなどは自由に選ぶことができる。友達や家族へのプレゼントで持ち帰りも可能だ。

食事スペースはまるで30年代のパリに帰ったようで、黄銅の照明器具、きらきらしたシャンデリア、鏡も窓のきれいな彫刻が施され、食事だけではなく、目でも楽しめる空間だ。天気のいい日は、外のテラス席で噴水を眺めながら、ゆっくりとおいしい料理を楽しめる。味はもちろん言うことなし。フランス大使館のスタッフもよく通うことで、御墨つきは貰っている。

時間帯によってお得なコースも用意されていて、北京旅行の時、フレンチが食べたくなったらここはいい選択肢だと思う。

▲お得なコース

パリ式ブランチ（土・日）：298元・418元・588元

ビジネスランチコース（月～金）：148元・188元・298元

※写真はイメージです。