王府井大街

　王府井大街は市中心の東長安街の北側にあります。王府井大街は、南は東長安街、北は中国美術館まで、全長約三中国里あり、北京で最も有名な商業エリアです。悠久の歴史を持ち、元代で最も早く作られ、今ではもう700年あまりが経ちました。明の中期にここでは最も早い商業活動がみられました。

　清の時代、この大通りには合わせて八軒の皇帝の邸宅と皇后の邸宅が建てられており、その後皇帝の邸宅の飲み水を出す甘い井戸が掘られました。この大通りが王府井と称されることの起源です。光緒29年になり、東安市場が出来、王府井は商店街への発展を始め、北京の四大商業エリアの一つとなりました。

　現在この大通りは近代的な息吹、高い気品と高い水準に満ちた国際化の中心となる商業街として、フランスのシャンゼリゼ通りと友好姉妹街となり、その国際的地位を絶えず高めています。

　王府井の日用百貨、金属の電気器材、服や靴や帽子、真珠やダイヤモンド、貴金属装飾品など、すばらしいものが数多くあり、商品の販売量は極めて多く、「毎日たくさんの売上がある」金一升の土地と言われています。ここ数年来、王府井の発展は速度を増し、南の北京飯店から入って通りの北側へ行くと、高く掛けられた横額が見えるだけで、店はうっそうとして、人でごった返して、流れる水と同じように、朝から晩まで、毎日この通りに来る国内外の顧客は延べ百万人にも達します。この大通りは現在アジアで最大の商業ビルを抱え、大規模な大型マーケットやホテル、専売店が最も集中しており密度が最大です。

　また、王府井は国内の商業旅行社と最近の大規模ショッピングセンターを結びつける、国有のブランド、老舗の最も集中する土地でもあります。近代的な息吹、高い気品と高い水準に満ちた国際化の中心となる商業街として、フランスのシャンゼリゼ通りと友好姉妹街となり、その国際的地位を絶えず高めています。