グランドホテル 北京（北京貴賓樓飯店）

　グランドホテル 北京は北京首旅酒店（集団）股分有限公司と香港霍英東投資有限会社が共同出資して建てたホテルです。紫禁城と天安門広場に隣接し、長安街に面しているというユニークな立地で、北京の中心地にあるの高級5つ星ホテルです。 最上階に上ると、紫禁城が一望できます。当ホテルは1999年にアメリカの有力機構に五つ星ホテルと格付けられ、3年連続で「首都観光紫金杯」を受賞しました。開業以来、当ホテルはイギリスのサッチャー元首相、ドイツのコール元首相、アメリカのキッシンジャー元国務長官、フランスのシラク元大統領などの指導者や、バドワイザー社長などのビジネス代表団の宿泊を受け入れました。2008年、当ホテルはオリンピックファミリーの本部ホテルとして、北京オリンピック・パラリンピックの来客の宿泊を成功させ、広く好評を得られました。

　当ホテルは217の客室を備え、その中で、ツインルームと故宮ビュールームが160室、デラックススイートルームや「大使スイート」、「皇帝スイート」などを含む各種のスイートルーム57室あります。客室の木製家具はすべて高級木材でできており、部屋に掛けられた中国画も古めかしい家具とうまく融合し、中国の伝統的な文化の特徴が強く出ています。故宮ビュールームから紫禁城の全貌を臨めます。一部の部屋は長安街と青々と茂るガーデンに面しています。全室に充電ができるうえで、無料でWIFIとファックスも使えます。洗面上には独立したシャワーとバスタブの設備があります。

　また、料理について、グランドホテル 北京の名物は「官府菜」（官僚の料理）です。伝統的な官僚料理や宮廷料理、有名な地方料理を受け継ぎながら、高級な食材と洗練された料理方法で北京で名を知られました。特に有名なのはアワビ料理で、濃厚なソースが特徴で、栄養価値も高いです。

　ホテルの3階にあるスポーツセンターにはサウナ室や室内プールなどが設置され、マッサージ用の設備もあります。1日の仕事が終わった後、ここでリラックスし、ストレスを解消できます。