鐘書閣(西単老仏爺支店)

　土地価格が極めて高い西単商業街に位置し、「中国で最も美しい書店」と呼ばれる鐘書閣の第二の支店がオープンしました。賑やかな商店街の一隅に、静かで穏やかな鐘書閣(西単老仏爺支店)があります。敷地面積が1100平方メートルで、蔵書数が5万冊を超えます。

　鐘書閣の各支店のデザインがユニークです。書店の内装が綺麗で、写真を撮る人は本を読む人より多いです。気の向くまま撮った写真は中国風＋「インセプション」のような感覚できれいです。鏡で作った天井や壁は光を反射し、月洞門と相まって、未来SF系デザインとなりました。お客様が絵の中で迷子になったように、未来にタイムスリップしているように感じられます。

　書店に足を踏み入れると、ポーチが絵になって、ゆっくりと展開していくシーンが見えます。まるで読者の桃源郷です。本棚が壁面になり、古典的な庭園のような扉の穴が本棚にはめ込まれています。延々と続く扉の穴から、空間が散らばるのを見ていると、思わず一歩一歩奥を探って見極めようとしたくなります。

　書店にある月洞門は門だけでなく、座って寝るベンチでもあります。月洞門の表面には、座って本を読むことができるベッドをいくつか作られました。

　月洞門をくぐるとクリエイティブグッズ・フォーラム区があります。そこで、時には読書会や展示会が開かれます。

　竹林を通ってブックギャラリーがあります。そこで、本棚で作った屏風から、興味のある本を選び、屏風の後ろの席でコーヒーを飲んだり、友達と囁いたりするのもいいです。

　児童書売り場も美しいです。波状の流水線、ジャバラの代わりに丸い球で空間を作りました。これらの子供の筆致のような流水線は、お客様に都の古建を示していただけます。特にユニークなのは、児童書館の天井です。銀河の星空が描いております。こんなに美しい児童書館は、懐かしさを感じさせるでしょう。

　ここに座って巻物を手にすると、まるで自分が古代にタイムスリップしたかのようです。膨大な蔵書、優雅で静かな環境、鐘書閣に来て、都市の中の静かなバーを楽しみましょう!