亮馬河国際風情水岸

　地価が高い東四環でも、夜の舟遊びができます。2021年7月24日、燕沙橋から朝陽公園までの亮馬河は正式に通航できるようになり、そして夜を楽しむ航路も開通し、北京にもう一つの畔スポットをもたらしました。

　太陽が沈んでいるうちに遊覧船が出航し、燕莎、藍色港湾や21世紀中日青年交流センターなどのランドマークを経て、最終的に朝陽公園の蓮花湖に入ります。

　45分の水路のうち、約15分は鉑宮閘門内にあります。運営側の担当者によると、閘門内には全国で唯一の科学技術が感じられるネオンショーが企画されています。光と影で亮馬河の昔と今を語り、大運河文化帯の豊富な遺産を語っています。

　遊覧船、埠頭、沿岸のビジネス発展、主題がある照明演出などのプロジェクトを一体とした「文化・ビジネス・観光+科技」の総合夜間旅行プロジェクトが打ち出されました。全長1.8キロの航路は2つの区間に分かれています。第1区間は燕沙橋から安家楼橋に至ります。第2区間は朝陽公園の北湖橋の西側の水域と環湖岸線です。今週末に正式に通航した後、昼間にも夜間にも市民が舟遊びを楽めます。

　亮馬河は北京の東北堀を出て、東支流が壩河に合流します。大運河文化帯の重要な部分として、その悠久な歴史は明の永楽年間までさかのぼることができます。当時、ここは皇家御馬苑で、馬を洗ったことから亮馬河と名付けられました。1980年代以来、朝陽区は首都の対外開放の重要な窓口となりました。第三公館区は亮馬河畔で建設を開始し、さらに燕莎ショッピングセンター、昆侖ホテル、長城ホテル、朝陽公園などの外国関連のマーケット、ホテルや施設を誘致しました。

　亮馬河国際風情水岸は2020年に登場し、総面積80万平方メートルに達します。生活レジャー、国際交流、商業活力、自然生態という4つの異なるテーマに分かれており、諧趣園、浪潮広場、運命共同体広場などの複数の景観があり、市民が訪ねてくる人気なスポットになっています。