基本情報

中国鉄道博物館・詹天佑記念館

　詹天佑（せん てんゆう）記念館は万里の長城でもっとも有名な八達嶺長城北側に位置しています。詹天佑は中国鉄道の建設に尽くした人で、北京と張家口を鉄道でつないだのも彼の功績です。この八達嶺までの列車も彼の功績で、これを記念して1987年11月にこの記念館が建てられました。
　記念館は八達嶺駅から万里の長城に向かう途中にあり、アクセスは非常にいいです。展示面積は1800平方メートルで、文化財は2000点余りになります。
　館内には鉄道建設に投じた詹天佑の熱意が感じられ、清王朝との関係性や辛亥革命までの歴史も展示しています。当時詹天佑貸し要していた測量器具や印鑑、勲章、鉄道施工用具などが展示されています。
　開館以来、すでに多くの歳月が経ち、現在までですでに何百万人以上が見学に訪れました。国の定める3級クラスの博物館で、全国科学普及教育基地にも指定されています。