国立動物博物館は3階建てで、建物の構造はフランス自然史博物館を模している。館内には動物の多様性と進化、無脊椎動物、鳥類、絶滅危惧動物、チョウ、昆虫、動物と人、動物の発展過程、逸品、交流の10の独立した展示室が設けられ、ほかに来場者がレジャーや娯楽を楽しめるカフェや4Dダイナミック映画館、動物科学をテーマとした書店や開放的な講堂が設けられている。
国家典籍博物館は国内初の国家級典籍博物館で、国家図書館宏富館蔵に基づき、内容と形式の両面から中国の歴代典籍を展示している。それは博物館でもあり、図書館でもある。
中国科学技術館新館は東側にアジア競技大会居住区、西側にオリンピック水系、南側にオリンピックメインスタジアム、北側に森林公園を臨み、建築全体は大きい単一の正方形で、いくつかの積み木が互いにかみ合い、建築全体に巨大な「魯班鎖」(パズルの一種)を呈し、また「ルービックキューブ」のように、「アンロック」と「ミステリー」の意味を含んでいる。
北京啓皓アートギャラリーは、有名建築家・安藤忠雄によって設計された。清水コンクリートの外観は汚れのない蓮の花のようで、周囲の自然環境と完璧に調和している。
高低差のある美術館、多様で変化に富んだ展示品がここに非凡な美しさを与えている。美術館に隣接する休憩エリアも見逃せない。ジャングルの動物園のような環境は生き生きとしている。
中間美術館の外観は壮大で、全体の建物は灰褐色をしている。美術館の周囲を囲む一池の清水が、その方形の建物を映し出し、現実と仮想が呼応することで、現代的な美が自然に生まれる。