法源寺

　多くの人が法源寺という名前をしているのは、数年前李敖の小説「北京仏源寺」から始まり、彼はこの作品を書く前に仏源寺に着いたことがないが、李敖にノーベル文学賞ノミネートの栄誉を勝ち取った。北京で長年居住する人だとしても、ほとんどは仏源寺に対してもただその名だけ知っていて、まさに北京の最も古い寺院だと知っていない。


　仏源寺は唐に作られて、貞観十九年(645年)、唐太宗李世民は北で遼河の東部の戦没将兵を哀悼するために、ここで寺を建て記念した命をしたが、願いどおりにならなかった。武則天万歳通天元年者(696年)までやっと工事を完成して、「ミン忠寺」の名をした。清朝、雍正帝はこの寺を仏源寺に改名して、後乾隆帝の御本の「法海真源」、仏源寺の本当の名前が含まれている意味を言い出して、この額は仏殿の家柄で今まで保留する。李敖の第1篇の長編小説「北京仏源寺」はこの古刹を背景にして、以前李敖は一度も仏源寺に行ったことがないが、「ミン忠」という二文字で彼に作品の空間をあげて、この小説はそれをベースにして、戊戌変法後の譚嗣同の勇敢に正義のために死ぬ過程を再現した。


　構造の面から言えば、仏源寺は北側にあり南に向いていて、6院7進、最も主な天王殿内は明朝に作った弥勒菩薩の化身した布袋和尚の銅像を祭っていて、非常に貴重である。また、最後の1基正殿――横仏殿で「横になる」のは明朝の木彫りの仏像で、長さ約10メートル、北京の最大の木彫りであり、この寺の宝である。 寺門の前に着くと、ここの規模が想像より大きくて、入り口の2基石獅は規則であり、1300年余りの傷だらけな感じを経験したのを見とれない。入場券（5元）庭内に入って、厳冬の季節だとしても、少しで物寂しいことを感じられなくて、雄壮偉大で整然とした正殿の前で香炉を祭って、線香やろうそくは盛んで、正殿の周囲はすべて空高くそびえる古い木で、厳かで古風で質朴である。