鳳凰中心

　鳳凰中心（Phoenix Center）はフェニックステレビの本社であり、北京朝陽公園の西南角に位置しています。メディア製作、テレビ番組制作、食事サービス、地下駐車場、付属施設及び一般民衆向けのインタラクティブ体験型の空間が一体にあります。建築家の邵韋平さんにより設計され、自主的に建設工事を行い、誇るべき「中国製造」です。

　窓から朝陽公園の景色を眺めることができます。ここの編集者が毎日会社に通っても、橋の上に行くと目の前の風景に心を打たれることでしょう。

　中央入り口の近くにあるスロープは南棟のオフィスエリアと北棟を連結しています。坂道を上がると丹鳳苑に着きます。そこは一般観光ルートの出発点となっています。

　丹鳳苑を出て長い廊下に入ります。ここに常に大家の美術品が展示されており、さらにビルの芸術と人文の雰囲気を醸し出しています。

　鳳凰中心に訪ねた人たちにとて、最も記憶に残るのはやはりビル中庭の東側にある「夢の橋」でしょう。この220メートルの夢の橋は、何百人も同時に乗せることができます。

　夢の橋を通り、北楼の屋上に行くと、真っ白な鉄骨構造の梁が目に入ります。星空を見上げているような気がします。

　光がガラスを通して差し込み、光と影が美しく、まるで夢のようです。

　鳳凰中心は一般の観光客に無料開放のテレビ局であり、非常に開放的な建物です。空間だけでなく、文化上の開放も感じられます。