紅楼公共蔵書館

　紅楼公共蔵書館は、中国国内初の複合読書スペースであり、外観からはその独自性を見ることができます。そこへ行くと、まず目の前に現れるのは、シンプルでモダンな建物です。

　ドアを開けて入り、上品なレジャー・リーディングゾーンを通り抜けて、小さな扉を開けたら、蔵書館に足を踏み入れます。2000平方メートル近くのメインエリアとなる蔵書ゾーンには、床から回廊まで本棚が隅から隅まで並べられています。数多くの本棚は遠くから眺めると、重なる山々のように見え、壮大さを感じます。真ん中は、映画館の風格を保ち、大きなスクリーンは高級感を出します。

　なぜ映画館の面影が残るのかというと、紅楼公共蔵書館の前身となったのは紅楼映画館であったからと言われています。4年間の研究開発と製作を経て、やがて「衆蔵、共読、共有」を中心理念とする特色ある公共蔵書館に華麗なる変身を成し遂げました。

　蔵書館には主に、レジャー・リーディングゾーン、研究ゾーンとメインエリアとなる蔵書ゾーンという三つのぞれぞれの役割を担うエリアがあります。ここが広くて、席も多いし、館内のどこにいても、自分に合ったリーディングゾーンを見つけることができます。リラックスしたいなら、本を読みながら、お茶を飲み、ここでのんびりとしたひと時を過ごしましょう。