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四合院ホテルTEL:
010-51663133北京には古くから残る胡同(フートン)の町並みがあります。「胡同」は北京の古い路地を指す言葉で、道路の狭い胡同は昔庶民が住んでいた街の名残です。道路の少し広い胡同は昔の王族が住んでいた街です。ここでは北京の伝統建築「四合院」を見ることができます。昔ながらの情緒を残しながらも、今はバーやおしゃれな店も相次いでオープンし、胡同巡りも北京観光の目玉になっています。北京っ子の生活が体験できる胡同のホテルでの宿泊は今流行っています。今回は北京旅行を計画中の皆さんに「宝鈔胡同」にある「未名カントリヤードホテル(中国語表記:北京未名四合院酒店)」を紹介します。
明の時代は、長く使った紙幣を回収して新しい紙幣と交換する制度でした。宝鈔胡同の南出口はその紙幣交換の専門機構「倒鈔司」があった場所だそうです。「鈔」という字は中国語では「お札」という意味で、「宝」も「お札」もあるこの胡同に住んだら、金運もアップしそうです。「未名カントリヤードホテル」はこの縁起のいい胡同にあり、そこの伝統建築四合院は300年の歴史を持っています。もともとは清の時代の武将の私邸でしたが、今はリフォームして、伝統的な雰囲気を残しながら...
北京には古くから残る胡同(フートン)の町並みがあります。「胡同」は北京の古い路地を指す言葉で、道路の狭い胡同は昔庶民が住んでいた街の名残です。道路の少し広い胡同は昔の王族が住んでいた街です。ここでは北京の伝統建築「四合院」を見ることができます。昔ながらの情緒を残しながらも、今はバーやおしゃれな店も相次いでオープンし、胡同巡りも北京観光の目玉になっています。北京っ子の生活が体験できる胡同のホテルでの宿泊は今流行っています。今回は北京旅行を計画中の皆さんに「宝鈔胡同」にある「未名カントリヤードホテル(中国語表記:北京未名四合院酒店)」を紹介します。
明の時代は、長く使った紙幣を回収して新しい紙幣と交換する制度でした。宝鈔胡同の南出口はその紙幣交換の専門機構「倒鈔司」があった場所だそうです。「鈔」という字は中国語では「お札」という意味で、「宝」も「お札」もあるこの胡同に住んだら、金運もアップしそうです。「未名カントリヤードホテル」はこの縁起のいい胡同にあり、そこの伝統建築四合院は300年の歴史を持っています。もともとは清の時代の武将の私邸でしたが、今はリフォームして、伝統的な雰囲気を残しながらも快適に過ごせるホテルとなりました。
ホテル内には中国の伝統を感じられるインテリアが随所にあります。客室は中国の伝統楽器をテーマに、それぞれ違う名前が付けられています。琵琶の部屋、琴の部屋など十八個の楽器がそれぞれの部屋に飾られ、部屋を予約するときも自分が好きな楽器のある部屋を選ぶことができます。
古い建物ですが、部屋はきれいで、各種アメニティも揃っています。客室はシングル、ダブル、ツインなど、一人でも家族連れで来てもリラックスして泊まれます。
ホテル全体が中国風で統一されているとはいえ、食事では自分の好みで選ぶことができます。中華料理から洋食、お茶からコーヒーと種類は豊富、天気のいい日にはテラス席で食事をしてもいいでしょう。宿泊料金はやや高めで、一晩は部屋のタイプによって500元から1600元(※シーズンによって変わることもあります。)となっています。しかしホテル内には客室が15個しかないということからも、この値段は納得できます。静かで邪魔されない環境で泊まることによって、旅の疲れも癒されるでしょう。
さらに嬉しいことに、ホテルを出るとすぐ庶民の町が目の前に広がります。近くには北京の有名観光スポット「後海」、「景山」、「国子監」などがあり、現地の人のふりをしてちょっとお散歩をしてはいかがでしょうか。
※写真はイメージです。