北京故宮角楼カフェ(喫茶店)

　故宮角楼カフェ(喫茶店)は、故宮博物院の神武門の西隅にあり、2018年12月1日に開館しました。故宮に入らなくてもコーヒーを飲みながら故宮博物院の文化を体験することができます。北京の喫茶店のランキングで1位に位置しており、若者の間に人気があり、国内外の消費者にとっていかないわけにはいかない場所の1つになっています。

　角楼カフェは、伝統文化を現代のライフスタイルと融合させ、継承し、革新しています。中国の伝統文化の深い意味合いを基盤として、絶えず革新と改善を追求しています。最も新しく、最も現代のライフスタイルに適切なサービス、そしてカルチャークリエイティブ製品で紫禁城の文化に敬意を表し、サービスと派生物を通じてより多くの人々に伝統文化を理解させます。

　店内では、中国歴史上の十大名画の一つである「千里江山図巻」を背景として、没入型体験を作成しました。クリエイティブな「康熙帝の大好きなチョコレート」、妃嬪ミルクティー」、「千里江山ロール」などは、「宮殿」の雰囲気が強いです。故宮の縁起の良いパターンにからインスピレーションをもらえたカルチャークリエイティブ製品は、紫禁城の美学を継承し、文化財のパターンを復元します。それによって、文化財が日常生活の中で芸術的な活力を引き出します。

　2021年9月24日、角楼カフェは故宮の9種類の古い建築物をモデルとした「故宮建築チョコレート」を発売しました。これらのチョコは9種類の屋根（廡殿頂、重檐歇山頂、重檐廡殿頂、巻棚頂など）が象られたデザインとなっています。またこのチョコには、「故宮地図」という特別な説明書が添えられており、これら各種の「屋根」の詳細を紹介しています。