三聯韜奮書店

1996年11月5日、鄒韜奮先生の誕生記念の際に、三聯書店はその「誠意をもって読者にサービスする」という店訓を受け継いで、三聯伝統を継承・発揚しようと努力して、「北京三聯韜奮図書センター」を創立し、「多文化を融合した新型書店」の構築に力を入れている。「書籍売り場」の概念を導入し、分類構造と読者誘導路線はすべて慎重に設計されており、録音・録画製品、カフェ、ネットカフェ、文化講座とイベントなど多様な要素を含んでいる。
21世紀に入ると、インターネットが急速に発展し、eコマースと電子書籍が勢いよく発展し、三聯書店は一連の改革を行って、三聯韜奮書店図書センターを「三聯韜奮書店」と名づけられた。2014年「世界読書の日」に、三聯韜奮書店は革新と変化を求め、本屋のモデル転換とグレードアップを後押し、24時間休憩なしの運営モデルを開始し、社会各界に大きな影響を与え、さらに幅広い読者の人気を獲得した。
2018年の始めに、読者が質の高い文化環境と閲読品質へのニーズを満たすために、三聯書店は政府の支持の下で、三聯韜奮書店サービス能力向上プロジェクトをスタートした。グレードアップされた本屋は400余り平方メートルの営業面積ヲ追加し、総面積は1800平方メートルに達して、10万余り種類の本約30万あまり冊が陳列されている。
デザインでは、黒い大理石の通路によって形成された硬い動線と、書棚のブックスタンドによって形成された柔らかい動線と組み合わせ、読者の本を買う体験を向上し、本棚のデザインにおいて、高架、低架、ブックスタンドの組み合わせがコンパクトに配置され、空間を節約し、異なる陳列のニーズを満たす。図書分類陳列において、書店は22の一レベル分類、200の二級分類と若干の三レベル分類をカバーし、陳列が整然、充実、秩序よく、読者に完全な知識システムを構成するために分類連携を採用すう。ブロックの構造とファンクションの位置づけには、各階の区分は明確であり、機能がそろって、各年齢層の読者のニーズを満たすことができる。このほかに、本屋文化イベントを行うスペースを二カ所設けられ、「デジタル閲読」コーナー、「創意製品」コーナー、三聯書店「店史陳列館」などが設けられた。本屋は閲読シェア、講座サロン、学術交流と小型展覧、演出など様々な文化イベントを行い、読者に快適な閲読スペースと文化交流の場所を提供する。